写真は
オーダーのタッセルストラップ。
色は自在に混ぜ混ぜできます。
一昔前は
出世するには
人を踏み台にして登り詰めなければいけないって
上司が言ってた
それが事実なら
私はどうするんだろう、と考えた
いやだな、、、。
それしか方法がないなら、
多分一生出世はできないな(笑)と。
それから何年も経って
成人はとっくに過ぎたけど
ようやく大人になってきたんだと自覚ができる頃に
衝撃的な話を聞いた。
『Win-Winな関係』
先の話は
『Win-Lose』だった。
当然、
誰かが勝つには誰かが負けなければならない。
テニスもそう、バスケもそう、
勝負と名前のつくものはみんなそうな訳で。
両方が勝つってどないやねん!
と理解ができない私に続けて
『お互いに助け合って向上していくこと』
と説明してくれた。
それならいけそう!!
出世できるカモ!!!
しかしながら
そんなことを意識することもなく
時間が過ぎて、
でも気づけば
周りは同業者だらけ(笑)
仲良しも同業者(笑)
これって本来ならデザイン盗まれない?
とか、嫌な疑いをかける同士になりがちだろうに
それどころか、お互いに
こんなやり方あるんだよ。とか
どこどこのこれ、調子いいよとか、
情報を共有してた。
きっとどこかに
あのとき聞いた
『Win-Win』があったんだと思った。
蜘蛛の糸じゃないけど
自分だけしかこの糸にはぶら下がれない
そう思って一人だけ助かろうとしたら、
蹴落とした人と一緒に落ちちゃった・・・・・・・みたいな。
芥川さんはすごいことをお書きになられたんですね。
宗教観も強いですが、
あれはいい教えです。
そうですよ、
助け合って生きれば
辛いことも楽しいことも
分け合えれば!!
自分だけじゃない、
最初は小さくても、続ければ
世界が『Win-Win』の関係に。
なれませんでしょうか?
勝者と敗者が必要でしょうか?
誰かが泣く結果が目に見えている戦争なんて
どんな価値があるんでしょ
誰かを踏み台にしなきゃ出世できないなら
出世なんかしなきゃいい
特別に飛び抜けなくても
一人一人は大切な個性の塊で。
生かされている意味があるのに。
お金なんか
あの世には通用しないのに。
私はラッキーだったな。
あの時
『Win-Win』の話を聞けたから!
こんなについてる事ばっかりだから
宝くじ当たらないんだな。
待てよ?
買ってないよね。