かれこれもぅ10年以上前。
当時乗ってたアコードワゴンで
友達の結婚式に参加するため、友達四人と遠くまでドライブ中のこと。
走行距離メーターが77777になった。
私は
『すご!なんかいいことあるかな?』
なんて言ったわけです。
すると友達の
一人が
『そぅじゃない、77777を見られた事がいいことであって、それでなにかが起こるわけじゃない!』
と言い放ちました。
私は度肝を抜かれていた。
続けて
『みんなそう言う。
ツアーしてて、虹が見れた、なんかいいことあるかな?とか。そうじゃないんだって!自然界の現象にたまたま遭遇できたこと自体が幸せなことなんだよ。』
と。
なるほど府に落ちた、といった感じで
感動すらしました。
彼女は当時リバーラフティングのガイドをしていて、その道のプロ。
なにしろ自然と戯れることに情熱をもって接している。
ちゃらんぽらんに遊んでいるだけかと思っていたら、彼女には芯の通った哲学があった。
彼女にとって、
そんな会話はなんということもなかったかもしれない。
でも、多分私は一生覚えている。
カッコいい!と尊敬した。
もちろん今でも尊敬している(笑)
私もそんな衝撃的な哲学を、
話せるようになったろうか?
車を乗り替えて、
また77777になったとき。
一応写メなんか撮ってみた。
ただ、何かを期待することはなかった。
今こうして息をしていることも、
日常の当たり前全てがラッキーなことだと
少しずつ思えるようにはなったみたい。
なにより!
毎日大好きなことを仕事としてできていること。
また、ラッキーなことに、
今日も日が昇りましたよ♪みなさま。
写真はアンティークのてんとう虫七宝のブレスとロングネックレス。