『飯を奢りたいんだが。』
 
というメールをもらった。
 
一般的には
『一緒にご飯行こうよ。』
 
という意味だと思う。
 
 
しかしだ。
 
そのメールを読んで私は笑ってしまった
 
しかも、その彼の予定が空いている日を明記してある。
 
それも一般的には
『いつなら空いてる?』
 
だと思う(笑)
 
 
目上の男性で一緒に食事したところで今までで一度も一千も払わせてもらったことはないその人
 
やっぱり頭がいい!
 
と思わざるを得なかった。。
 
回りくどいやりとりを全てその一行に凝縮してしまってる!
 
言葉とはこういう風に簡潔に、しかも相手に煩わしさを感じさせずに使えるもの←己の能力次第だけど(笑)
 
 
残念ながら予定が合わずに
お誘いを受けられなかった自分だが、
 
言葉の選び方について
改めて考えさせてもらえる機会を頂けた幸せ。
 
こうやって相手を楽しませて、分かりやすくて、どストレートな、なおかつ笑顔にさせる事も出来るのが言葉!
 
前に見てこれもやっぱり同じようなことを思ったけど、
発達障害がある人に使うべき言葉という一覧がありまして
 
例えば
廊下を走るな→廊下は歩いてね
 
うるさい!→静かにしてね
 
などなど。
 
それはつまりイコールに思えるんだけど、より具体的になってるですよ
 
つまりは誰にでも分かり易いということ
 
しかもなんとなくだけど、
否定的ではないんです。
お願い、とでも言い換えられるかな?
 
それを見てなるほどと思ったのでした。
 
実はmadocaの作品たち、
お客様の年齢層が幅広く、
上は80台の方もいらっしゃる。
 
お歳を召すと手先が不器用になるという話を聞いてから、繋ぎ目(クラスプ)を大きなものにしたり、マグネットにしたり、
むしろ繋ぎを作らないただかぶるもの、を多く作ってます。
 
結局器用でも器用じゃなくても使いやすいからという理由で
 
とどのつまりは沢山使ってほしいという私の欲で(笑)
 
 
そんなことを当たり前にやってるのに、
言葉の易しさ(優しさ)をうっかり見落としていました。
 
使い方次第で相手をべっこり凹ませる威力もある言葉は、
やはり使い方次第で相手をめっぽうご機嫌にもできる。
 
同日に、また別の方からはべっこり凹まされました(笑)
まぁそれはわざと、凹ませる言葉を選んだ可能性も否めませんが(笑)
 
私としては、ご機嫌にしたいので、これからはもっと言葉選びをしていこうと思いますね。
 
しかも簡単に!
 
もっと勉強しなきゃっ
 
 
 
さて、また東京での行商が迫って参りました。
 
この度もblisstokyo さやかっち、それから蝶々作家ののんちゃんと
皆様のお越しをお待ちしております。
 
東京 Summer Gallery 2019.6.19-7.2